久々の映画ネタです。
今回の映画は、「クラッシュ」です。
以前このブログで紹介した、「告発のとき」という映画と脚本家が同じ。
「告発のとき」もせつなくてやるせない映画でしたが、
この「クラッシュ」はもう、何と言うか、ため息の連続(笑)
あらすじはめんどくさいので書きませんが(笑)、
いろんな登場人物のエピソードが展開されていく中で、
その人物同士がいろんな場面で接点を持ちます。
まったく関係ないと思ってた人が、以外なとこでつながったり。
そのつながり方、関わり方が、やるせない感じなんですよ。
なんでそうなるの、怒りとか悲しみとか、あぁ、もう、感情グルグル。
人種、職業、貧富の差、その人が抱えている問題など、
いろんな要素が絡み合って、これでもかと理不尽さを突きつけてきます。
まさに人間ドラマ。あぁ、せつない。
冒頭やクライマックスで交通事故のシーンがあるので、
「クラッシュ」というタイトルなんだろうけど、
感情のぶつかり合いって意味もあるような気がします。
観終わってスッキリハッピー!ってな感じにはなりませんが、
人間の本質的な感情を垣間見れるんじゃないかと思います。
個人的にはオススメの一本です。
一人でどんよりしたい方、ぜひご覧ください(笑)